デヴァ・ヨーコの明るいブログ

脱ステ30年、今なお再発するあとぴーと共に明るく生きる。

歯医者さん

 

歯のクラウンがとれたので、近所の歯科医へ行った。

 

インプラントを大々的に宣伝している、いかにも羽振りのよさそうな、駅前の‶デンタル・クリニック″と称する歯科医は避けるべし」という、どこかで聞いた忠告に従ったのは正解だった。大通りから横道に入った、地味めな○○歯科医院を選んだ。男の先生ひとりと助手兼受付の女性だけでやっている。基本的に患者を尊重し、希望をすべて聞いてくれる。歯ブラシだのマウス・ウォッシュだのを売りつけないし、頼んでもいない余計な治療法を奨めたりもしない。新しいクラウンの素材については、金属とプラスチックが保険がきくという。プラスチックはもろいので、あまり使われないそうだ。金属は銀にその他いろいろが混ざっているらしい。水銀はさすがにイマドキは使っていないらしいが、ニッケルや錫にもアレルギーがあることを告げると、あっさりプラスチックに同意してくれた。高額な金やセラミックも押し売りしない。あたり前のように、レントゲンを撮ろうとしたときには、「レントゲンはいやです」と一言言っただけで、理由も聞かず、イヤミも言わず、了解してくれた。こんな聞き分けの良い医者がいるだろうか?ひょっとして、医者がこれほど低姿勢なのは、私が一見して○ト○ー持ちとわかる患者だからなのか?これまで、○ト○ー患者の訴訟には歯科医を訴えたケースも確かあったから、触らぬ神にたたりなしとでも思っているのか?今日ばかりはこの顔が黄門様の印籠のように思えた。