デヴァ・ヨーコの明るいブログ

脱ステ30年、今なお再発するあとぴーと共に明るく生きる。

ヒプノ効果で新月の大掃除

今年は春先からアトピーの症状がかつてないほど悪化して心身ともに疲弊していました。

 

草木が芽吹く季節、身体もこれでもか、これでもかというぐらい吹き出し始めました。関節部は白く粉を吹いた象の皮膚のようになり、夜眠れないほどの強烈な痒み.。落屑もハンパなく、朝は寝床の掃除から始まり、一日中手元に掃除機を置いて自分がいるスポットに落ちるフレーク状の皮膚を吸い込む作業、落屑した皮膚は水分を含むと糊状になるので、風呂場の流しを詰まらせないよう、ネットを毎日替えていました。顔の皮膚はほぼ2週間おきに破れ、リンパ液が染み出ました。外出困難な日が続くと、孤独感と敗北感、そして自分を恥じる気持ちが強まっていきました。

 

ダイエット、運動、身に着けるものなど、物理的なレベルでは自分ができる最善の努力をしたうえで、心理面に働きかけるヒプノシス催眠療法)のガイド瞑想を続けていました。催眠と聞いただけで多くの人は悪い印象を持つのではないかと思いますが、欧米では、医療の現場で利用されることも珍しくないことです。私の持っている古いガイド・テープも、ドイツ人の経験豊かな催眠療法士らが監修して製作されたものです。あらゆる病気や身体の症状に適用でき、驚くべき反応が返って来るものです。元は”Reminding Yourself of the Forgotten Language of Talking to Your Mind and Body”という長ったらしい英語の名前がついていましたが何度かヴァージョンが変わり、各国語に翻訳され、日本語では「こころでからだの声を聴く」という邦題がつけられています。私は今でも一番はじめのオリジナルの英語版を聴いていますが、興味のある方はぜひ、日本語版をお試しください。

 

こころでからだの声を聴く―ボディマインドバランシング

こころでからだの声を聴く―ボディマインドバランシング

 

 

 

意識ではアトピーを治したいと思っても治らないのはなぜでしょう?私のように何十年も慢性化した症状の場合、意識のレベルでできることには限界があることを悟りました。症状が出る背後には、然るべき理由や意図があり、それを知っているのは潜在意識なのです。だから、ヒプノシスでは意識レベルでは理解できなくても潜在意識にチューニングして対話を進めます。

 

私の潜在意識は私を護るためにアトピーの症状を出しているようですが、その肯定的意図を意識では理解できません。それでも、潜在意識にお願いし続けました。「その肯定的な意図が何であれ、アトピーの症状を出すのではなく、肯定的意図を満たすための新しい方法を見つけてください」と。毎晩毎晩、ベッドの中でぼりぼり身体を引っ掻きながらも、この古いテープを聴き続けること約3週間・・・。そしてつい先日、新月の日に突然高熱を出しました。39度以上の熱が一晩続き、汗、鼻水、リンパ液と涙を大量に流しました。じつはこの時期、東京に地震が起こるとの予言を聞いていたので、ドキドキしていたのですが、地震は自分の体の中で起こったのでした。

 

熱が下がった今、皮膚の炎症が治まり、土台がずいぶんしっかりしてきました。そして霧が晴れたようにマインドがすっきりしています。あとはあまり考えるともなく、野口整体の治療を受けたり、たまたまGWに来日予定のカナダ人セラピストからヒプノシスSEワーク統合セッション、その後にはかつての師匠がリードする「家族の座」というエネルギー・ワークのワークショップに参加することが自然と決まりました。この一連の浄化のプロセスが、次第に意識レベルでは解らなかった、潜在意識の目的や意図を見せてくれそうな予感です。