歯医者さん ２
今日は仮の詰め物を外して、マシンで歯を削る日だった。聞き分けの良い、低姿勢なマイ・歯医者さんhttp://devayoko.hatenablog.com/entry/2014/04/30/105539は、「麻酔はどうしますか」と聞いてくれる。神経が残っている歯だから、痛いだろうとのこと。でも、よく考えてみたら、昔は削るぐらいでいちいち麻酔なんてしなかったよね？歯医者さんのガーガーは、痛みを伴うものと覚悟してあの歯科椅子に座ったものだ。最近の歯医者さんは患者が痛がるのを見ていられないほどヤワなのか？「あそこの歯医者で痛い目にあった」と悪評が立つのが怖いのか？
麻酔の影響で肌が悪化するリスクは避けたい。私は「なしでお願いします」と潔く言った。そして眼を閉じ、想像力を発揮する。ここは飛行機のファースト・クラス。これからリクライニングチェアーを水平にして、リラクゼーション・タイムだ。そうだ、こんな時は「ゴールデン・ライト・メディテーション」がぴったりじゃないか。お腹を緩め、大きく息を吸い込み、黄金の光が頭頂から入り、陽のエネルギーが全身を癒し、足先から出ていく・・・ガガガガガー・・・ 吐く息とともに炭を流したような暗闇が足先から身体に入り、陰のエネルギーが全身を満たし、そして頭頂から抜けていく・・・ギィーギィーギィー・・・
５往復ほど深～い呼吸を続けているうちに掘削工事は終了した。なーんだ、たいしたことなかったよ。
