デヴァ・ヨーコの明るいブログ

脱ステ30年、今なお再発するあとぴーと共に明るく生きる。

アニムスとアニマ(男性性と女性性)

 

長年の顔面の炎症がたたって、30代で白内障を併発した。あれよあれよという間にまず右目の水晶体が完全に白濁し、左目しか見えない状態で1年以上過ごしていた。ステロイドのことで医療不信に陥っていたので、医者に行くのは嫌だった。

 

そのころから私は、サガプリヤというアメリカ人のセラピストから「サイキック・マッサージ」と「スターサファイア・エナジーワーク」というセラピー・メソッドを学び始めていた。このセラピーは前者はマッサージ、後者は言葉を使って、クライアントの男性エネルギー、女性エネルギーに働きかけるワークだった。C..ユングが、アニムス、アニマと呼んでいたこの二つの人格を表すエネルギーは人の目や脚から読みとることができる。右半身からは男性エネルギー、左半身からは女性エネルギーというふうに。1998年にドイツで最初のトレーニングを受けた時、目のリーディングの練習中、左目を隠した私は(つまり、見えない右目だけを開けた状態)、初めて自分の男性エネルギーの危機を感じ、手術を受ける決心がついた。

 

幸運にも細やかな心遣いの眼科医に出会い、手術はうまくいった。あれから長い時間をかけて、弱弱しい私の男性エネルギーは少しづつ行動範囲を広げ、活発になり、今では女性エネルギーの尻に敷かれることもなく、自分のしたいことを自分で決められるまでに成長した。

 

それは例えば・・・

こうしてブログを書いたり、コミューンで料理をつくったり、かくし芸大会で歌ったり、踊ったり、スピリチュアル以外の世界で通訳や翻訳の仕事をすることだ。世界に向けて、自分を発信したいのだ。

 

 

ちなみに女性エネルギーは・・・

古くからの瞑想者で、静かで、孤独を好み、内向的。マッサージのセッションをしたり、人の話をよく聞いている。無意識マインドにアクセスするのが得意。これまで学んだ深みのある、質の高いセラピーワークはすべて彼女が選んだものだ。